耐震診断をしたら、耐震補強もしないといけませんか?
耐震診断の結果いかんにより、その後の進み方が変わってきます。Is値が0.6以上で有れば、そのままで何もしなくて、良いでしょう。
0.6より小さければ、0.6以上になるように補強方法を検討し、補強コストや、工期に妥当性があり、あなたが了解できるならば、進めるべきです。
地震は必ず来ますし、命の問題ですので、第1義的に考えるべきものだと思います。
耐震診断が義務化した建物に住んでいますが、耐震診断をしなくてそのままにしておくことはできませんか?
建物が地震に遭うと、その建物だけの被害だけではすみません。時として道路をふさぎ、周りの復旧を遅らせます。
ひどいときには、その先にある建物に閉じ込められた人の救助に行けない事にもなります。そのような予想が出来る建物であるから、義務化されたと言えるのです。
そのままにしておくと、行政指導があると思われます。ぜひご検討していただき、自分の身の安全のためにも耐震診断を進めてください。
補助金内で耐震診断が出来るのか、出来ないのか知りたい
補助金は建物の種別や大きさ、階数、接する道路の別によって違うことが多く、また年度によっては、終了しているものも多いです。ですので補助金を知らぬまま過ごしていって、補助金を打ち切られた後になって、最後に義務化されていることを知ることはあると思います。
常に義務化されたのかとか、補助金の制度などの情報を常に求めながら、それを利用し進めることが必要です。