起業してすぐに稼ぐ!特に中高年の方は必ず出来ます。

 

私は、30年間建築事務所をやりくりしてきましたから、稼ぐことのできる建築仲間をよく見てきました。

起業をして稼ぐ人には、大切な共通点があります。

それを今回は話そうと思います。

特に50代以降の建築関係者または建築士には、会社や事務所で働いてきた実績で、必ず何らかのスキルや知識、職人技を持っているはずです。

思い出しても欲しいのですが、建築会社に入っても、また建築士に合格したとしても、すぐに、ばりばり仕事が出来たわけはないですよね。

ある程度できるようになるまでに最低でも5~6年ぐらいはかかったと思います。

つまり熟練のスキル、技術は大切でそれを保持している人は減少するばかりです。

一方、今の社会でもそれを求めている方は必ず一定数いるわけです。

 

しかし多くの人は、そのスキルやノウハウを持っていながら、必要とされるところに提供できていないという状態になってしまっています。

マッチングできていないということです。

 

例えば

瓦がゆがんだけれどどこで直してもらう?

庭の手入れが出来なくなってきたのでどこに頼もうか?

増築したいんだけれどどこに頼もうか?建築事務所がいいのか?工務店がいいのかさえ分からない・・・?

両親の家、空き家になったけどどうすれば一番良いだろうか?

・・・・・限りなく解決したい問題はあふれています。

 

また起業をしたい人からは、いきなり自分の得意分野をワンポイントで見つけ出し、的確に社会にアピールすることなどなかなかできません。

 

会社の中では、自分の強みなど考えたこともなかったというのが本音かもしれません。

ただただ与えられた仕事をこなす毎日だったのかもしれません。

 

しかし起業したてでは、そのような差別化が必要かと言うとそれほどでもないし、よほど得意分野が決まっていなければ、する必要もない。

 

また最終的には、お客さんに聞いてみなければ、何を望んでいるかわかりません。

そして望みを、自分の仕事に結びつけることが出来るのかを考えないと、最終的にはアピールは出来ないのです。

 

よくWebで集客しましょう、ブログで集客しましょうと言う人はいますが、以上のことから、初期にするのは間違っていると思っています。

場合によっては、アクセスは集まっても、仕事にならないこともよくあるからです。

そして苦労してHPやブログを作り込んでも、初めのコンセプトが違っていた時、作り直しということもよくあることです。

 

私のブログを読んでいる人は建築設計・監理をしてきた人が多いのだろうと思います。

しかし大型の設計・監理は、すぐに受注できないですし、そこばかりを狙っても、すぐにお金が入るということはなかなかできません。

 

フローを考えておかないと、目減りしてゆくお金に、恐怖心でいっぱいになります。

退職金などを取り崩しながらの継続は精神上よくありません。

 

そこで私は、起業される人は、起業前に、建築士の再定義をお勧めします。

今は多くの人がGoogleで検索する時代。

いろいろな困りごとを抱えていますし、検索結果は様々な答えが出ています。

そこには間違った答えもあるかもしれません。

信憑性の問題もありますが、どの答えがその人に合っていて、合っていないか?の方が重要だと思います。

その人その人にカスタマイズした回答を提示することも必要だと思うのです。

そこを理論的に話せるだけでも、かなり信用されます。

 

建築士を、クライアントの建築・電気・設備、日々の暮らしの課題や問題、これらを専門的な知識、知恵、ノウハウで解決する人と定義しなおすことで、ほぼ全ての人や会社に対応できるのではないかと思います。

つまりは建築士のコンサルタント化です。

 

そのような思いで、クライアントに接することによって、補修工事やアドバイスが出来るようになります。

そこで利益を生み出すことも出来ますし、信頼の種を蒔くことが出来るのです。

 

私の場合ですと、長年、飲食店での売上アップの専門家として過ごしてきました。

話のとっかかりでは、売上の上がるファサード提案や、目立つ看板デザインなどがあります。

 

特に多くの中高年の起業ですと、実績は十分ですし、それはクライアントに伝えながら、課題を発見してゆきましょう。

 

建築に潜む様々な課題の例

  • 売上がアップしない、、、、箱が小さいのか?動線が悪いのか?・・・・
  • 集客出来ない、、、、看板が悪いのか?ファサードにインパクトが無いのか?色使いが悪いのか?
  • 建築内で落ち着けない。デザインが悪いのか?色使いが悪いのか?狭すぎるのか?・・・・
  • 整理が出来ない。そもそも収納が少ないのか?物の分け方が悪いのか・・・・・
  • 生産が向上できない。生産ラインが複雑すぎるのか?長すぎるのか?連携が取れていないのか?・・・・
  • 管理できない。管理システムが悪いのか?教育が悪いのか?・・・・
  • 安全ではない。高齢化してしまったのか?構造上危ないのか?・・・・
  • 法規にあっていない。増築を繰り返したのか?・・・・

無限にあります。参考にしてください。

 

 

そしてさらにお薦めしたいのが、以下の3つです。

 

1つ目は、

起業した人は、初めに起業のあいさつをします。

退職のあいさつも含めて、新しい仕事や事業のあいさつをすると思います。

会社員時代にまじめに働いていればいるほど、そこで返信もくれると思います。

その返信の中で、いい声をもらえた場合、それを使わしてもらう許可を得るのです。

その文面をお客様の声や、推薦者の声として使わせてもらうのです。

もちろん使わせてもらう方法としては、お祝いとして使わせてくださいと言えば、関係が良ければ使わせてくれるはずです。

これを活用しましょう。

 

2つ目は、

あなたが売れるものを持っている場合には、セミナーをしましょう。

今までの会社で扱っていた分野の人を対象として、セミナーを開きましょう。

長年仕事をしている中で、必ず何らかの問題点やその改善案は持っているものです。

それらを忌憚なく話しましょう。

ここでは強引に売り込むことはやめて、必ず聞くことの方に力を入れてください。

 

 

3つ目は、

無料コンサルティングをする事です。

とにかくお客さんの声を聞くことに専念します。

 

とにかく徹底的に聞くことをするのです。

聞くことによって、課題を見つけ出して解決してゆきましょう。

これを繰り返してゆけば、同じような顧客には同じ問題が潜んでいることが多いものです。

そしてそこがあなたの得意分野になり、差別化も出来てきます。

これを繰り返してゆけば、いずれ信頼されてゆき、最終的な契約に結び付いてゆきます。

応援しています。