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コロナ後にあなたが売るもの

今回のコロナでは、グローバル化の弊害や弱点が見えてきました。


 

石油や飛行機、自動車と言った、今まで社会の中で大きな位置を占めていた基幹産業はシュリンクして、GAFAにとって変わられたという感じがしてなりません。


今回は終息したとしても、今年の冬には凶悪に変容したコロナが、再登場してくるかもしれません。


 

また世界のどこかで発生した未知のウィルスが、世界に蔓延して何度もパンデミックを起こす。


そんな時代を私たちは生きているのですね。


その都度、私たちはパニックを起こすことになるかもしれません。


 

他にも、地震や災害は常に潜在的なリスクとして存在しています。


特に日本では地震はいつ来たっておかしくない。


関東大地震に東海地震、東南海地震、南海地震。


さらに富士山の噴火。


これらは、どれがきても被害は甚大です。


 

「地震そのもの」ももちろん驚異ですが、それ以上に恐ろしいのが、東海・東海第2原発、浜岡原発、伊方原発の存在。


もし仮に東日本大震災のように原発事故が併発すれば、僕らはまた大パニックになるでしょう。


 

そして東京や大阪が仮に大ダメージを受け、日本経済がストップしてしまったとしたら、その影響はさらに世界規模へと発展していきます。


 

私たちは、こんな時代を生きていることを、認識していないといけません。


常にリスクと隣り合わせということ。


 

そしてこれらの犠牲者は、常に弱者です。


富裕層は、今回のコロナで資産を増やした人もいるわけで、社会が混乱するたびに格差が拡大してゆく。


AI、ロボットの登場


世界が向かう先は、AIやコンピューティングやロボットなどによって、 人間が働かなくても良い時代がやってくるでしょう。


最終的には衣食住は全て無料化する(と思う)。


それが10年後か、それ以上かかるのかはまだわかりませんが、少なくとも僕らが生きているうちにはそのような社会がやってくるはずです。


 

しかし人口が減少しなければ、地球規模で食糧危機は起こりそうです。


 

ただ日本の経済力が維持できれば、生きてゆくだけの食糧は確保できると思う。


 

これらの事は、案外急激に起こりそうで、少しワクワクしませんか?


私だけかもしれませんが・・・・・。


 

この様な時代に生き抜くためには、今後コロナや地震の影響を受けない事をしてゆかなければいけません。


受けずに、輝かしい未来にたどり着かないといけないのです。


 

それはZOOMやライブコマースなどのテクニカルな新しいやり方と言うのではなく、


時代の変化が増してゆけばゆくほど、価値も増してゆくものでなければなりません。


 

今から5年後、10年後、間違いなく価値が増してゆく事をしないといけません。


 

価値を増してゆくものを売らないといけません。


それは何か?


私は建築士です。


この様な職業は、たぶん数年後にはAIによって大部分が置き換わるでしょう。


医者も弁護士もコンサルタントもすべてが置き換わってゆくでしょう。


つまり「プロ」であるだけでは、これからはお金を生み出しにくくなってゆく。


そうすれば社会的な地位も当然下がってゆく。


 

プロであることを誇りに思って生きてきた人ほど、これからの時代にテクノロジーと競合してしまうのです。


 

つまり具体的には何を売ればいいのか?と言うと、例えば飲食店では、「安心」や「安全」と「コミュニティ=人間関係」を売らないといけない。


 

この様な時代に本当に大切なことは、リスクを書き出して恐れおののき、身動きできなくなることではない。


 

リスクを十分理解したうえで、自分の考えを見つけ出し発信して、それに共感してもらえる人に買っていただくこと。信頼を構築すること。


 

自分の考えで発信し、行動し生きること。


 

自分から出た考えなので、その行動のなかには、必ず喜びが内在しているはず。


 

それが積み重なって「幸せ」となる。


 

「幸せ」は行動しないと手に入りません。


 

今の仕事は解決することが目的であったと思います。


したくないこともプロなのでしていたと思います。


しかし今までしていたことを一度手放してみる。


 

そうすると皆がしていないことこそ価値があることが分かるはず。


 

プロとして仕事をするということは、他人軸で仕事をしているということ。


 

これからの仕事の仕方は、自分軸で仕事をすることになる。


 

この見つけ方は、森や山の中の静かなところに1人で入り、時間をとって、自分自身に問うてみてください。


 

「人から何と言われてもあきらめることが出来ないものはなにか?」


そして「あなたが、あなたの人生を通して、これだけは経験したいと思えるものはなにか?」

 

 

あなたの人生で起こることが、あなたの人生の経験値を上げる。


それ自身が一つの旅で、目的地はない。


そのため迷宮に入るかもしれない。


肉体を痛めるかもしれない。


 

しかし死に直面した時、あなたの脳裏に、人生のよろこびを感じることが出来るかどうかが決められる。


 

 

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