タイルや石などの外装材が、コンクリートにちゃんとくっ付いていないと、剥離して落ちてしまいますね。しかし落ちてしまう前に発見し補修しないと危険です。第三者に落ちないことお祈るしかないのでしょうか?
建物に手が届く範囲であればたたいてその音で判断することはできます。しかし手の届かない高い位置などはどうすればよいでしょうか?
それを事前にわかる方法があります。
それは赤外線サーモグラフィ法というものです。
タイルなどがコンクリートに接着していなくて、コンクリートとタイルの間に空洞がある場合を考えてみてください。
そのタイルでは、日中、太陽の光で温められますよね。
その時コンクリートに密着している部分としていない部分とでは、温度差が出ると思いませんか?
浮いているタイルですとより早く暖かくなるはずです。冷えるのも速いでしょう。
この温度差を赤外線カメラで感知し画像化することで、浮きや剥離を特定するものです。
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