あなたはNLPを、ご存知だろうか?

ロバート・ティルツが提唱した、ニューロロジカル・レベルのことです。

 

これは人間の活動に影響を与えるプロセスの事で、

1、アイデンティティ(自己認識)これは、セルフイメージとミッションに分けられる

2、信念及びバリュー(自分自身がすでに持っている価値基準)

3、能力

4、行動

5、環境

人間の活動には、この1~5のレベルがあると言われるもの。

 

そして重要なことは、上位が決まれば、下位を支配し、活動が継続してゆくというもの。

 

(つまりより上位を早く決めれば決めるほど、下位は必要なくなる。つまりショートカットできるというもの)

 

これを知った時、私の過去を思い返し、本当に残念に感じた。

なぜなら、私は、下から上に、時間をかけて登っていったのだから。

初めから上位を決めてれば、もっといろいろなことが早くできたのかもしれない。

 

それは独立した時までさかのぼるが、その時、大きく環境を変えた。

レベル5をおこなったことになる。

そして環境が変わったので、がむしゃらな働きにも変わっていった。

これは行動が変わったので、レベル4だろう。

それは大体10年ぐらい続いただろうか。

そして行動によって設計能力や営業能力が上がり、それから取引先なども増えていった。

これはレベル3だろう。

その後、東日本大震災などが起き、建築物の安全性を再認識させられ、耐震診断事業などもするようになっていった。

これはレベル2がさらに強化されたのだ。

私の建築に対する信念

建築によって、人の生命、健康、財産を守るという信念

地震や火事、台風、コロナなどから、空間内部の人を守るという、当たり前の信念

建築基準法にもあるけれど、仕事に追われて、また当たり前すぎてなかなか見つめなおしていなかった。

信念は、そもそもの何で建築士をしているのか?と問われたときの大前提です。

これがないと、建築士が建築設計や監理業務を磨くことが出来ない

そしてマーケティングにせよDMにせよ、我々のメッセージを伝えられない。

「建築物によって人の生命、健康、財産を守る」と言う信念を、分解し、誰の生命と、健康と、財産を、どのように提供するのかを明らかにし、文章化すれば、それがミッションになる。

コロナ禍の時だからこそ、再度あなたのミッションを明確にしてみてはどうだろうか?

そして、それを広くメッセージしよう。

 

コロナ後の住宅の変化を考える