私の父親は、大工で、工務店を営んでおりました。
それで、子どもの頃は、あまり貧しくもなく、もちろん特別裕福でもない家庭に育っています。
私もそうですが、多くの人が、お金に対する間違った認識があります。
それは無くなる恐怖からくるものです。
無くなってしまうと、生活できなくなるという恐怖からくるものです。
しかしお金は、価値の交換なので、価値を生み出す能力さえあれば決してなくなるものではありません。
能力さえあれば、お金は生み出せるのです。
例えばそれはセールスの能力でもいいのです。
売れている商品を探し出し、売ることが出来れば、未来永劫、決して困ることはありません。
認識1:価値を生み出す能力さえあれば、決してお金に困らない
またお金は、ゼロサムゲームだといった認識も間違っています。
子どものころ食べるものがなく、ピザを分ける時に、私が食べたら、兄弟の分が減るという考えです。
私たちは設計して住宅引き渡しています。
これをよく考えてみてください。
例えば3000万の住宅を工務店が建てて、引き渡したとします。
購入前には、世の中にクライアントがもっている3000万円のお金しかありませんでした。
竣工後は、住宅の資産価値として世の中に3000万円分生まれました。
そして工務店も3000万円のお金が手に入りました。
いろいろな下請けや建材メーカなどに行きましたが、3000万円分手に入れたことは確かです。
そのお金を集めれば、3000万円になり、また住宅が建てられます。
世の中はこれを繰り返しているのです。
つまりお金は世の中から決してなくならないのです。
ぐるぐる回っているのです。
家を建てたら無くなってしまうというのは、一方向からの見方にすぎません。
認識2:お金は、使うだけで世の中にどんどん価値を生み出す
破産してしまったら人生終わりではありません。
ホリエモンの様に、多くの有名起業家は、順調に成功してきたわけではなく、一度破産したり、破産寸前になっていることも多い。
このことを少し考えてみると、そこまで追い込まれてから、「お金は再度取り戻せることが出来るんだ」と言うことを学んだんだと思います。
もちろん自殺してしまうことを選ぶ人もいたとは思います。
しかし生きてさえいれば、そこで失敗したからと言って人生そのものが終わりではないと気付いたのだと思います。
認識3:お金に失敗しても人生はやり直せる。うまくいけば取り戻すこともできる。
お金は永遠に手元に留めるためにあるのではなく、使うためにある。
この事を面白おかしく言った人がいる。
後に排泄しないといけないという理由で、美味しい料理を食べないというのは、全くバカらしい。
認識1~3によって導かれるものはつまり
認識4:「お金は使うもの」
恐怖心からくるお金に対する間違った認識を、新しい4つの認識で書き換えてください。
書き換えが出来たのなら、あなたは幸せな人生を送れますよ。
私が保証します。
お金は、墓場まで持って行くことは出来ませんから。