あなたは何年も仕事をしてきたと思います。

その中で、ご自分の強みを、発見することは出来ましたか?

すでに分かっているという人もいるかもしれません。

しかし自分の強みを知っている!とハッキリ言える人は少ないように思います。

 

多くの人は、職を変える時や、退職すると時などの節目で、自分を振り返ると思います。

その時一番思うのは、私の強みは一体何だろう?。ということではないでしょうか?

そしてどんな仕事であれば、自分に合うのだろうか?ということではないでしょうか。

 

私も長い建築士生活の中で、悩んだ時期がありました。

 

それで、有名なストレングスファインダーテストや、サリー・ホッグスヘッド著の「あなたはどう見られているのか」のサイトのテストも受けました。

ここでは、49のアーキタイプに分類されており、例えば、アナーキー、ロックスター、型破りな指導者、職人、密偵、ドラマ、闘士、タレント、愛される人、策謀、オーケストレーター、建築家・・・・・のような分類があります。

私の結果は、なぜか「勝利者」でした。

残念ながら、建築家ではありませんでした。

「勝利者」ってどんな人か?

 

本から引用すると

勝利者タイプは、壮大な目標を掲げる、力強いリーダーです。

あらゆる面で卓越性を追求します。

勝利者は自分の意見を自信たっぷりに堂々と伝えます・・・・。

 

ふぅ~この結果を読んでもよくわかりません。

さらにそれをどうやって社会に役立てるかもわかりません。

少し間違うと、詐欺師になってしまいそうですよね。

 

世の中には強みと仕事を結び付ける(と言われている)、コルビテストなどもあります。

しかしこれも受けた方に聞くと、やはりよくわからないというということです。

活かし方が分からないと言います。

 

結局のところ人は、誰でもなく、あなたはあなた自身なので、どの分類にも入らないのです。

あなたしか強みはわからないのだと思います。

強みがあっても心の底からそれをしたいという情熱が湧き出ないと仕事には出来ません。

情熱は、分類できないのだと思います。

しかし私は今まで多くの事務所経営者と話をしてきて、共通する「資質」を感じてきました。

これを強みと言い換えてもよいかもしれません。

その共通する強みとは?

それは、

勇気です。

なかなか得ることが出来ない心の持ちようだと思います。

多くの人は、お金さえあればとか、これを身につけてからとか、これを学んでからとか、この資格を取ってからとか考えながら、会社に勤めています。

これではなかなか独立できません。

 

私自身も、迷っている時には、ストレングスファインダーテストを受けているのです。

この状態ではだめです。

 

しかし勇気さえあれば、できると思います。

勇気と、その向こうにある自由を手に入れたいという情熱がある人であれば、出来るのだと思います。

自由勇気と言う2つの側面を同時に持ちながら、独立をしてゆくのです。

今からでも遅くはありません、あなたも情熱が湧き出ることをしませんか