あなたはTEDをご存知だろうか。

アメリカ初のプレゼンテーションビデオで、2006年からインターネット上で無料配信するようになった。

このTEDは、テクノロジー、エンターテイメント、デザインの頭文字の略。

これを始めた人の一人が、リチャード・ソール・ワーマンで、建築家です。

これらが日本にも飛び火して、TED×Tokyouと言うイベントもある。

 

この3分野において18分と言う時間が限られた中で、スピーチを行うもの。

コンセプトは、“Ideas Worth Spreading”。

つまり世界に発信する価値があるアイデアを18分に凝縮して伝えるというコンセプト。

 

単純にそれだけなのだが、出演者がスゴイ。

ジェームズ・ワトソン、ビル・クリントン、ビルゲイツや、アル・ゴア元米国副大統領をはじめとした、要人たちがスピーチを行っている。

TEDのサイトをクリックすると、たったの18分で、世界の認識が変わってしまうようなスピーチに出会えることも多い。

 

例えば、脳科学者のジル・ボルト・ティラ―女子は、「パワフルな洞察の発作」と題する講演で、自分の脳卒中の体験を話す。

死に向かい合いながら、科学者の視点を失わず、そこから得た知見から世界のあり方を解いていく姿に、自然と涙があふれてくる。

左脳がマヒしその機能を失うと、つまり右脳だけとなると、自分の体が、世界と一体になる感覚があるという。

それはそれは幸福に包まれて、自分と言う存在が無くなる。

つまりエゴが完全に無くなるのだ。

つまり地球と一体化するというのだ。

お風呂場でつかんだ手と手すり、さらにはその壁までが、一体となりその境が分からなくなるらしい。

「個」が無くなる感覚は、平和そのもので、今までの悩みからもすべて解放してくれる。

 

今までの人間の生き方は、左脳中心で、論理的で、競争社会だった。

時に戦争までもある。

 

しかしこれからは、右脳中心の社会にとってかわられるのではなかとひそかに思っている。