ハードワークは、独立したての頃、多くの人が経験していると思います。

自分の事務所を成長させようとしてハードワークをしすぎてしまうことです。

特に、起業したばかりの人は、仕事を失う恐怖もあり、ハードワークしてしまうのです。

だから、ほとんどの人ががむしゃらに働きます。

 

長い目で見た場合、これこそが失敗する原因だと思うのです。

方向性も決めずに仕事に没頭して手を広げ過ぎでしまうのです。

仕事のどの面においても生産性を欠いてしまうのです。

 

ですが、あなたが1日1日をきちんと計画していれば、このようなことは起こりません。

残念ながら多くの人が、どうやって仕事を効果的に処理するかという計画を立てずに締め切りに追われるようにスタートします。

そうすると所長と所員は、ストレスをため込みます。

 

またクライアントが要求する日々の仕事にかかわるだけでも、精神的にも身体的にも磨耗しています。

所長は明日をきちんと計画することで、あなたが求める大きな成功が掴めます。

計画を立てずに臨むと大抵の場合、所員はネガティブに反応します。

それが重なると、日々の仕事に流されて、新しいことにチャレンジしなくなってしまいます。

所長であるあなたは、事務所の利益に繋がる重大な方向性を決定しないといけません。

しかし1日を残りの1分までスケジュール化しはいけません。

1日の計画と予定外の出来事に対応するために柔軟性のある計画を立てましょう。

 

また、計画を立てることに多くの時間を費やす必要もありません。

前日の夜に簡単に書き出すだけでも良いです。

長期的な目標を立てることもできますが、現在のニーズを見極めながら前日の夜に次の日のスケジュールを立てる方が効果的です。

分かりやすい仕事の一覧表を作成してみてください。

もちろん一覧表を作成したからと言って、すべてのタスクを翌日に達成できるわけではありません。

とりあえずタスク一覧を作っておけば、定期的に確認することができます。

 

もし仕事が定期的に入っているのならば、その時こそ、アウトソーシングを進める時です。

外注先には十分な話し合いの下、仕事内容と責任範囲を伝えて、ネットワーク化すべきです。

そのステージに移行できなければ、所長であるあなたの生産性は、いつまでたっても上がってゆきません。

あなたの時給は、上がらないのです。

 

所長はネットワーク化を進めて、一番重要な仕事である、マーケティングや営業にシフトしてゆくべきなのです。

多くの所長は、いつまでたっても図面を描いていて、次のステージに進むことなく廃業してゆきます。

 

彼らに聞くと、やはり所員の図面や監理では不安を感じると言います。

それで手放しすることが出来ないと言います。

その感覚は正常かもしれません。

しかし所員を信頼し、育て、事務所を組織化すること。

このような長期的な視点を常に持ちつつ、日々の仕事をこなしてゆかないといけないのです。