士業の方やコンサルタントの方で、ライバル関係にあった人を見続けて、思うことはありませんか?

なんで自分より成功しているんだと?

 

私も独立後、数年経つと、大学の後輩に大きく水をあけられて、悔しい思いをしたことがあります。

本当に何年も事務所をしていると、わかるのですが、サービスの質や、年収などに、明らかに大きな差が出てきます。

それも私のほうが知識や情報は上(だと思う)なのに、よほど彼のほうが稼いでいる。

成功している。

なぜだろう?

皆さんも疑問に思ったことはありませんか?なぜ自分は彼より成功していないのだろうかと?

 

多くの士業の方は、まじめで常識人で、常に情報を集め勉強し、コツコツ仕事をしています。

あなたもそうかもしれません。

そのような方は、「その市場で最も専門知識がある人が最も成功するはずだ」と信じているのです。

このような信念は間違っています。

これが真実ならば、情報通と言われる人が一番成功しているはずです。

 

もちろん専門知識が必要ないと言っているのではありません。

ならば成功した人と成功していない人を分けていることは何か?

それは知識を得たならばそれを活用して行動しているかいないかの違いです。

私も大手チェーン店を顧客に持つことによって、安定を手に入れて、その後、他に何も行動していなかったことに気付いたのです。

そしてなぜ動けなかったかと言うと、今の安定を捨ててまで動けば失敗するのではないかと言う不安で、動けていなかったのです。

どんどん知識は増えるが、行動しない自分がいる。

増えた情報によって、混乱をきたし、さらに動けなくなるのです。

安定に胡坐をかいた状態でした。

 

太っている人が運動できなくなるように、必要のない知識も増えすぎて、行動しなくなるのです。

不安や恐怖で、新しいことが出来なくなってしまうのです。