■KAO(経営王とよんでください)は、シンプルで低価格かつ高品質な介護施設を 企画・設計する価値創造集団です。 介護施設の本来の役割は、安心して生活できることでしたが、実際は異なることが多々見受けられます。 ■ホームページに来ていただいていきなりですが、あなたに質問です。 愛するあなたの父さん、お母さんを介護施設に入れなければいけない状況に置かれたら、 どんな施設に入れますか? 何を判断基準にしますか? 施設の設備が豪華なところ? 介護サービスが行き届いているところ? 医療連携が行き届いているところ? 食事がよいところ? 家の近くの施設? 介護者の笑顔が素敵なところ・・・・ 今私の手元に愛知県下の介護付き有料老人ホームのパンフレットがあります。 入居一時金は900万円で、月々の利用料は23万円となっています。 入居金は償却してゆきますので、5年で無くなります。 果たしてこれで安心して暮らしてゆけるでしょうか? 財産をたくさん残している人であればよいでしょう。 しかし多くの日本人の家庭ではサラリーマン世帯で、高齢者が高齢者を介護する状態で、 リストラにおびえながら生活しなければいけない状況では、とても大変です。 多くの人はどこに助けを求めればよいかわからないのが事実ではないでしょうか? お金がある人ならば、高ければそれなりのサービスを受けることが出来ると期待し より高い施設で決めているかもしれません。 また最近グループホームの火災もあり、何人もの尊い命が奪われてしまいました。 今、特別養護老人ホームの入居待ちは42万人と言われています。 この数字が高齢者の希望(生活費は月々10万円以下)であり、高齢者の環境の状況 ということです。 いくつもの特養に入居希望を出していると言われているので、重複があると思いますが、 少なく見積もっても特養待ちの方は10万人はいるのではないでしょうか? 特養に入れないために他の施設に入っている方も多いでしょう。 また高齢者は今後20年ぐらいは増え続ける事を考えれば、低価格で多様なサービスを 受けられて、安心できる施設を整備することは急務です。 ■ではなぜ日本の介護施設の使用料は、こんなに高くなってしまうのでしょうか? もともと日本では土地が高く、建設コストも高いため、償却するのが難しくなって しまっています。 特に都市部では、容積率が300%を超えるようなところでは、土地の有効利用から 考えると、施設そのものが大きくなりすぎて、「住まい≒家」からは程遠くなってしまいます。 また介護施設の種類によっては規制(ユニット数など)もあり、そこに小さな建物を建てると、 賃料がおのずと高くなってしまいます。 さらに小さい建物では、しっかりしたサービス出来ないのではないかという不安を覚える 家族がいることも確かです。 さらにその様な地域は防火地域がほとんどで、耐火建築としなければいけないことから、 さらにコストは上がってゆきます。 また事業者の一部は、豪華にすれば集客できると考え違いをしているところもあります。 ■高齢者が3重苦になる理由。苦しめれば苦しめるほど優秀なビジネスマン! 1.不動産業者は土地オーナーに対してより多い保証金や賃料設定が出来れば オーナーも喜び、自分の取り分も増えると考える。 2.建設業者の営業マンはより高い金額で受注できれば、会社に優秀と認められる。 3.事業者は同じサービスを提供しているのであれば、賃料が高いほうがよいと考える。 打合せをしていて進まない要因のベストスリーが上記です。 本当に憤りを覚えることもしばしばです。 また自分の力の無さも実感してしまいます。 これらの土地オーナー、建築界、介護事業者すべてが常識を捨てなければ本当の意味での 高齢者の環境は良くならないです。 一人一人の我を捨てて、本当の意味での人のためにご自分が提供できるもの、 例えば労働力があるものは労働力、知恵があるものは知恵、土地があるものは土地を、 ぜひ提供してください。 ほんの少しの勇気を持って生きてみてはどうでしょうか? ■普通にアパートやマンションの賃料のような代金で生活できる施設はできないだろうか? 高齢者のみなさんを考えた時、基本的にその方たちは弱者です。 そして、その方たちは日本の高度成長を支えてきた人たちです。 その方たちが安心して暮らせる場所の確保は、急務です。 もし認知症を抱えた方は、御自分の希望するサービスや、必要ないサービスが 分からないかもしれません。 家族に的確で、十分な情報を開示しないと間違った判断をしてしまいます。 間違った判断をした時、本人や家族が悔やみきれない事になってしまいます。 悔いだけが生き続けるのです。 私たちにできることは、高齢者環境や介護環境の現状を十分に開示し、 本人や家族に伝える事ではないでしょうか? 文章にすることをすこしためらいましたが、私の父の事を話そうと思います。 私も悔いを残し続けていると感じているからです。 私の父は大工で、木造住宅だけではなく、ビルの内装などもおこなっておりました。 私は大学で建築を学んでおりましたが、その時にはアスベストの危険性などは、 あまり聞くことなく勉学に励んでおりました。 父は上皮腫から肺がんになり亡くなりましたが、アスベストの危険性をもっと父に 話すべきだったと後悔しております。 またさらに、この時の抗がん剤イレッサの事をもっとよく調べておけば 違ったかもしれないという思いでいます。 その人にとって何が大切な情報なのか? 「本当の価値ある真実をあなたにお伝えしたい。」と常に思っております。 事業者さんを通して判るものなのでしょうが、 建物にも真実が詰まっています。 設計段階での思いが、出来たときに分かります。 設計の仕方で、何を目指して造られたのかが、判ります。 単なるデザインなのか?コストなのか?造りやすさなのか? どんな人に向けて、想像して設計したのか? 高齢者を抱え悩んでいる家族を一人でも無くしたい。 高齢者一人一人の個性に対する多様なサービスを提供し、低価格で安心できる施設を造り、 一人でも多くの高齢者に安心をお届けしたいと心底願っています。 大まかな企画ですが、郊外であればよりやすい土地を選定し、 坪単価を出来るだけ抑えた建物で建設します。 これにより一般的な施設より十分な競争力がつきます。 またスケールメリットを生かし、出来れば30床以上で、地域密着を外します。 これを1000u以下で計画します。 または補助金などを積極的に活用してゆきます。 敷地が小さい場合で、まだ社会福祉施設が整っていない地域では、事業開始が比較邸簡単な、 デイサービスで、コストを下げて始めます。 またある事業者さんでは今後介護事業は20年で終わりと考えております。 ですので、人口減少の地方では急速に競争力がなくなるため、積極的に都心回帰しております。 地方でも、市内でも多くの地主さんや不動産事業をお考えの方に 積極的に手をあげていただきたいと思います。 その土地に合った社会福祉施設を優秀な事業さんと共に計画してゆきます。 介護施設の本質である、安心できる施設を開設したいと思われている方、社会貢献や 福祉施設での土地活用・相続をお考えの方、一人でも多くご賛同いただける方を募っております。 ご興味のある方は下記メルマガにご登録下さい。 よろしくお願いいたします。 |
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